闘病記(視床出血) 左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して) No564
脳卒中後の手足のリハビリでは「関節が楽に動かせる」ようにすることですよ。 良質の睡眠をするため 血圧測定としゃっくり。 久しぶりに「嘔吐」してしまいました。 下り坂が難しと思うわけ。 一昨日投稿の「嘔吐」の原因のその後。
6月5日(月)、脳卒中後の手足のリハビリでは「関節が楽に動かせる」ようにすることですよ。関節が楽に動かせていたら代償動作になることは激減します。人間は関節動物です。関節を動かすには関節に関わる筋肉がタイミング良く弛緩することが必要です。弛緩して引き延ばされた後に意味のある収縮ができるのです。ですから、リハビリは関節可動域確保動作、ストレッチですよ。関節に関わる筋肉が収縮したままになると関節が動かせなくなるのですよ。歩行で股関節、膝関節、足首関節等がタイミング良く稼働できるようになると楽ですね。お困りの方は関節が動かせないからです。関節を動かすには筋肉の弛緩が必要なのです。筋肉は運動神経系興奮ニューロンが興奮することで収縮します。「収縮したまま」はこの興奮ニューロンの興奮が解除されないからです。こうなると、関節は動かしがたくなります。で、ボトックス療法なのです。ですから、筋肉の弛緩が楽にできている程度の動作リハビリにとどめようね。興奮ニューロンの興奮が自然鎮火できる程度までで動作リハビリを切り上げようね。
6月6日(火、、睡眠について。一昨日の「ゲンキの時間 健康カプセル」は「睡眠」についてでした。良質の睡眠をするための方法がいくつ紹介されていましたが、「いつも同じ時刻に起きる」というのがありました。そのほかに「朝日を浴びる」というのがあったのですが、睡眠障害の治療では人工照明も使っていました。ということあある程度より明るい光線ですね。これで、体内時計を朝起床に合わせるわけです。朝日の方がよいですけどね。夜寝る前のスマホ等のブルーライトは浴びないようにというのもね。ところで「体内時計」というのがあって、毎日、朝太陽光でリセットされていつ日が始まり「概日リズム」穂の24時間強で時計が進みます。ですから、平日朝6時に起床される方が休日に午前10時まで寝て、次の平日に6時起床すると約4時間の体内時計の繰り上げになるのです。ハワイと日本では5時間の時差です。休日ごとにハワイあたりまで旅行しているのと時差的には同じぐらいになるのですよ。その上、起床時刻の繰り上げげですね。そりゃ、体に不調が出ますよ。遅らすのは出にくいかな。だから、毎日、同じ時刻に起床しようねとなるのです。リハビリで運動量がそれなりになる場合はそのリハビリで量的にはよいかもしれないですが、不足する場合は運動量確保に務めようね。適切な体や脳の疲労があるとよい睡眠ができるというのです。通便もよくなるようだしね。
6月7日(水)、手足のリハビリで運動神経系興奮ニューロンが興奮したままにならないようにと投稿していますが・・。筋力低下や持久力低下を防ぐためにしていること。興奮ニューロンの興奮はどうもある閾値までは自然鎮火するみたいなのでボチボチの取り組みですね。若者でも寝込んだ後起きるとふらつくのは「平衡器官」の問題と「興奮ニューロンの筋繊維動員力の低下」です。この低下は高齢になるほど起こりやすくなります。防ぐには時々、最大筋力発揮している感じの筋収縮をすることかな。数日に数回とかでよいと感じています。持久力維持の一つに階段昇降をしています。これも、関節が楽に動かせるからできることですが。やはり、コロナでの外出自粛で低下してしまいました。最近、ある程度復活させたのですが・・。どちらも神経系関連のトレーニングですね。高齢になるとどうしてもシナプスでの興奮伝達が悪くなりやすいですね。ただ、ボトックス療法での対象神経筋接合部では劣化しないかもね。筋肉を太らすには方法は主に二つ、一つはたらふく食べて運動せずで筋肉を霜降りにするというやってはいけない方法、もう一つがトレーニングで筋繊維に傷を付けて、この修復時に細胞核が筋繊維に入り込むと、高タンパク質食で収縮性タンパクを合成してマッチョのなるという方法ですが、これ、興奮ニューロンの興奮がそのままになりやすいというしてしてはいけないことがおこりそうです。なので「やせさせない」を基本にしたリハビリをしています。 筋力低下や持久力低下を防ぐためにしていること。
6月8日(木)、血圧測定としゃっくり。昨日、ちょっとドタバタがありましたので短いです。夜の血圧測定時としゃっくり継続中とがっちゃんこしてしまいました。できるだけしゃっくりの合間と思っても間隔の方が短いです。血圧測定はあれで結構時間がかかりますね。何回かしてもちょっと高め、で、これで最後にするつもりの測定時、少し高血圧の数値のところでしゃっくり、でも、最高はそれより少し低い値でした。案外影響しないのかもね。「影響」を気にする緊張の方が血圧を上げているのではともね。
6月9日(金)、久しぶりに「嘔吐」してしまいました。状況を考えてみると、ふらつきが酷くなってきたと感じた日の午前に睡眠不足解消にと短時間「昼寝」をしたのです。この起床後ですね。この昼寝時も頭を起こしたり寝たりね。思い出しましたよ。視床出血発症時のことを・・。救急車や救急病院到着後、ストレッチャーでの移動中に斑に意識が戻る度に嘔吐ですよ。このときは前庭器官からの情報が左側が遮断されていたのです。両方あったはずの情報が片側だけでにね。で、脳が混乱してですね、嘔吐です。ということは最近になって視床の部分での連絡、前庭器官からの連絡が不完全ながら一部が回復したきたのかもね。で、脳が慣れていた状況と異なってきたので混乱して嘔吐になったのではと思っています。暫く用心して脳になれてもらえるようにします。とかなので、代償動作で脳が慣れると修正が難しいということにかな。ぶん回しを修正しにくい理由ね。
6月10日(土)、下り坂が難しと思うわけ。スキー初心者の頃、リフトで上に行って滑るゲレンデを上から見下ろしたとき、怖かったですね。そのうちになれましたが・・。下から見上げるより急勾配に感じるのですね。これは結構多いかもね。坂で上りで転んでも起きやすい等々ですね。下りは転がり落ちるという危険を感じるのです。視床出血後、神戸の異人館街の坂道を上り下りしたことがありました。登りもきつかったですが下りはもっときつかったですね。健常側を先に出したときに麻痺足で支えることができるのかとか、麻痺足が先の時は着地で耐えることができるかとかだったかな。常に「転がり落ちる」という危険と隣り合わせでした。で、高緊張にね、これがくせ者ではと思ったりもです。結局は各自で最適解を見つけて、緊張しながらでも坂道の上り下りができるようにするのがよいのではと思います。
6月11日(日)、一昨日投稿の「嘔吐」の原因のその後。あの日、朝、寝起きのトイレ行きでふらつきまくって「簡易トイレが」いるかな」と思うくらいであったのと、これで転倒したら妻が起きてくるということがありましたがなんとか前座に座って(いつもは男の特権です)用を足しました。それが徐々に良くなってきて昨日の早朝の用足しではトイレ行きのふらつきはいつもくらいに治まってきました。そして、背筋まっすぐ立てて頑張りましたよ。「吐き気」がほぼなくなってきた感じですね。左右の感覚器のアンバランスの影響は恐ろしいですね。内耳関係のね。これ、気圧等の方で現れる方もおられますね。今のところ、気圧はそう影響していないと思います。このように考えた理由は救急車やストレッチャー等での経験や某科学館にあった普通の部屋ですが柱が傾いている部屋での違和感等からかな。これ、どちらも前庭器官ですよ。そして後者は視覚からの情報と常識とのずれですね。常識では柱は垂直という観念とのずれね。今回は左右のずれですけどね。漸く、脳がこのずれを普通と感じてくれるようになってきたのかなということです。
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