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2016年11月14日 (月)

闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No221

関節可動域と筋力。   関節可動域があっても脳卒中後に上手に使えるかはということにリハビリが必要です。   あるブログに「筋トレだけがリハビリじゃない・・・」というのがありました。   片麻痺便利グッズの利用期間で思うことね。   関節可動域があっての筋力だよ。筋トレで鍛えるときに関節が動かないのでしたらどうなりますか。   収縮できる柔軟な筋肉があっての筋力だよ。四肢等の動作では常にいくつかの筋肉が連携して働いているのですよ。   私が使う「まだ、回復してない」とかの意味。ある方の「まだ、あかん・・・」とよく似た意味合いかもね。
 11月7日(月)、関節可動域と筋力。関節可動域が狭いと動かしやすいかもしれないですが、関節というものはこの狭い範囲でしか稼働しなくなるのでは。将来的に「回復」するつもりでしたら、健常者並みの可動域を維持し続ける必要があるのではと考えています。動かしがたい理由は「脳卒中で筋肉のコントロールができなくなったため」ですよ。狭い可動域で筋トレしても可動域を広くすることはできないのでは。それより、健常者並みの広い可動域を確保しつつの筋トレを、楽な力での関節可動域動作ができる状態での筋トレをお勧めします。ということは、筋肉を固めなていない状態を保つのですよ。ですから、私は健常者並みの可動域を維持しながら回復してきたのですよ。あの発症直後のフニャフニャを上手に維持できたということですよ。人間の四肢の動作はすべて関節動作ということですよ。関節が稼働しての動作ですよ。関節が稼働できての筋力ですよ。ですから、楽な力できるラジオ体操ができるかどうかということが私みたいな視床出血左半身完全麻痺でも重要なのですよ。筋力はこの次の次の問題です。関節が錆び付いて動かなくなった状態では筋力ゼロですよ。関節可動域があるということは、その関節にかかわる筋肉は柔軟であるはずですしね。筋肉が固いから、関節可動域が制限され始めるのですよ。ですから、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」というリハビリを四肢についてはされることをお勧めします。脳が筋肉をコントロールできなくなるのが脳卒中です。ですから、健常者風歩行より棒足ぶん回し歩行の方が脳卒中後の脳にとっては楽なのですよ。関節可動域がない方が当座は楽かもね。でも、この楽な方に陥ると、後々、「片麻痺困る困った」ですよ。楽な力でできる関節可動域があって、筋肉関係の感覚が回復してくるにつれて、「貧乏揺すり」や「腕や足が暴れる」というのが起こりますよ。回復の証拠だよ。微妙な力加減の時にね。普通の生活動作は微妙な力加減の動作ですよ。全力なんてほとんどないのですよ。脳卒中を発症されたばかりの方へ、「楽な力での関節可動域確保動作」をおこなっていると、「貧乏揺すり」や「腕や足が暴れる」というのが起こってきたら、それは「回復してきている」という証拠ですよ。暴れさせましょうね。貧乏揺すりをさせましょうね。最後に、健常者でも関節可動域の減少は大問題ですよ。筋力以上に回復の難しい関節可動域の回復かな。
 11月8日(火)、関節可動域があっても脳卒中後に上手に使えるかはということにリハビリが必要です。関節可動域がない場合は動作ができない、四肢を動作させるかどうかの前の問題です。四肢のどのような動作においても関節可動域というのが絶対必要なのですよ。次に脳卒中後の脳で適切に制御できるようにリハビリをおこなう必要があるのですよ。運動神経系の麻痺の場合は当然として、感覚麻痺でも脳は筋肉を制御できなくなります。原理は簡単です。どのぐらいの力を出しているのか、どのぐらい収縮させているのかとかが判らないからですよ。どのぐらいの力かは「腱ゴルジ装置」で、どのぐらい収縮したかは「筋紡錘」ね。これに皮膚感覚等の情報が加わって力加減や縮み加減を調節しているのですよ。だから、関節可動域があっても、これらの脳での修復のためにはリハビリが必要なのですよ。関節可動域はあるという前提ですよ。脊椎骨は関節ではなく、クッション役の椎間板との組み合わせです。椎間板が堅くなってくると曲げにくくなっていくのです。或いは曲がったままになっていくのですよ。どちらにしろ、筋肉で動作することになるのですが、関節も脊椎骨も正常に働いているということが必要で、次に筋肉のコントロールが必要です。このコントロールは中枢神経系のお仕事です。で、脳卒中はこの中枢神経のある部位で起こるわけです。で、脳にのみ障害が発生するのですが、おまけとして筋肉のコントロールができなくなるのですよ。リハビリはこの脳の回復のために必要なのですよ。筋肉等は悪化を防ぐというのであって、健常者の訓練とは意味合いが全く違うのですよ。本来は「脳のためのリハビリ動作」ですよ。高次脳機能障害等のリハビリと同じなのですよ。脳の回復には時間が必要です。脳科学で常識ね。この時間稼ぎが「関節可動域確保動作」であったりするのですよ。脳卒中では脳が回復しないと回復するわけないですよ。
 11月9日(水)、あるブログに「筋トレだけがリハビリじゃない・・・」というのがありました。言われた相手は「リハビリには筋トレ」と思い込んでいたのでしょうね。四肢のリハビリでも「筋トレ厳禁」みたいなのもあるのにね。このお相手さんは高次脳機能障害もあるようです。如何に医師の説明が悪いかの見本かもね。高次脳機能障害でも、適切な動作をさせてみるというのは脳への刺激になって良いのですが、筋トレレベルは不要だと考えています。私たちの脳の中の小人――ペンフィールドのホムンクルスの話(http://olive.bz/art/mix/ceee63235fc01cf14cee98cc6c919943?genck=1)
とうのがありますよね。これは脳での体の各部位の専有面積に合わせた人形ですよ。だから、上肢を適切に使うと下肢より脳への刺激が多いのですよ。だから、人間は直立二足歩行になって、手を自由に使えるようになったので脳が発達したのです。手が使えるようにというのが先で、脳の発達が後ね。筋トレ器具は昔はなかったし、農業が起こるまでは日常的に馬鹿力は使っていなかったのではとね。馬鹿力だけですと、上肢も下肢も同じぐらいになるのでは。だから、お絵かきとかの方が筋トレよりリハビリには効果的だと考えられるのですけどね。脳卒中でダメージを受けた脳の修復には脳の活性化は必要ですが、上肢をうまく使うと下肢より効果が高いのではとね。でもね、早ければ早いほうがよいという訳でもないのですが「楽な力での外力による関節可動域確保動作」は早いほうがよいと考えています。無理矢理、ベッドから引きずり出したりというのは場合によっては有害ですよね。でも、状況を診ながら早いほうがよいですよ。脳卒中での脳のダメージの広がりが治まっていたらかな。
 11月10日(木)、片麻痺便利グッズの利用期間で思うことね。脳卒中ですと、適切適度なリハビリをしていたら、そのうち回復します。ただし、いつ頃かは神様に聞いてね。最近の科学技術の進歩等もありますので、最低限、「楽な力での関節可動域だけは確保」しておきましょうね。ロボットリハビリの対象になるためにね。そして、経費と必要時間とか回復具合とかで便利グッズ使用期間が出てきますね。ネクタイですと、麻痺手も使っての必要時間が想定範囲内になるまではワンタッチタイで我慢するというのもありですよね。練習は続けてね。生活動作のほとんどは四肢を使いますよね。四肢の動作は関節運動なのです。だから、「楽な外力による関節可動域確保動作」から始めて、「楽な力での関節可動域確保動作」ができるようになっていったら、多くのことができるようになりますよ。大抵、関節可動域をなくして困られているのですよ。だから、便利グッズは一時的に使うものということです。一生とかというのは、非常に高齢で重症だったのでしょうね。まあ、若者でも回復しない程度の重症の脳卒中というのもありますけどね。あるいは下手なリハビリで拘縮にもしてしまったとかね。脳卒中は脳の問題であって、四肢はそのとばっちりであるということね。だから、発症当初のフニャフニャを適切に維持することができると便利グッズはそのうちに不要になりますよ。また、いつ頃かは神様に聞いてね。ただ、入院中、手の爪を可愛い看護師さんに切ってもらってたらと悔やんでいます。うっかり、「麻痺手に爪切りを持たせて、・・で切りました。」なんてするんじゃなかった。
 11月11日(金)、関節可動域があっての筋力だよ。筋トレで鍛えるときに関節が動かないのでしたらどうなりますか。皆さん、関節が動くということで筋トレをしていますよね。ですから、筋肉を鍛えるためには関節可動域がどうしても必要なのですよ。関節可動域があってこそですよ。痙縮等では筋肉は収縮して弛緩しないので困っているのですが、この状態が続くと関節の動きが悪くなりますよね。健常者でも関節の動きが悪いというのはよくないですよね。楽な力でできるラジオ体操的動作は基本的には関節可動域確保動作です。それを、老若男女大勢の方がしているのですよ。ですから、我々みたいな脳卒中経験者は、まずはラジオ体操的動作が楽にできるようになることと、グッパが楽にできるようになることを四肢のリハビリでは目指す方がよいと考えられるのです。どうして、脳卒中になったら「四肢の動作は関節動作である」ということを忘れるのでしょうか。「筋力=脳の命令力×筋肉の質×筋肉が収縮できる距離」で考えることができます。「筋肉が収縮できる距離」を作り出しているのが「関節可動域」です。脊柱関係は別の原理ですが。「脳の命令力」が脳卒中でゼロになったりしますが、筋肉の質や距離は脳卒中の対象外です。ですから、昨日投稿のように「発症当初のフニャフニャ状態を適切に維持する」というのが、四肢の回復に役立ちますよ。また、ロボットリハビリの対象にも痙縮とかよりはよほど楽になりますよ。
 11月12日(土)、収縮できる柔軟な筋肉があっての筋力だよ。四肢等の動作では常にいくつかの筋肉が連携して働いているのですよ。例えば、伸筋が収縮したとき、これと連係している屈筋は弛緩して伸びているのですよ。で、屈筋が収縮したときには伸筋が弛緩して伸びているのですよ。弛緩して伸びているから収縮して筋力を発揮できるのですよ。筋肉は収縮しかできないのですよ。じんわりと時間をかけると緩む場合もありますけどね。四肢の横紋筋では、基本としては対になっている筋肉によって引き延ばされて弛緩できるのですよ。筋緊張状態でも筋肉は収縮していることにね。で、対の筋肉の収縮を阻害しているとね。ですから、引き延ばされるときはフニャフニャの方がよいですよ、筋肉はね。伸びたときと収縮したときの筋肉の長さの差が収縮できる距離なのですが、普通の関節可動範囲より大きいです。アキレス腱プッツンの時の脹ら脛の筋肉の縮み具合とかね。筋緊張亢進→痙縮→拘縮と進むにつれて、縮み状態が固定化されることになるのではとね。緩まなくなるということは弛緩しなくなっていっているということで、対の筋肉は収縮できなくなります。で、力比べをして強力な方の筋肉が収縮したままになっていっているというのが痙縮や拘縮かな。だから、ボトックスで緩める必要があるのですが、拘縮は対象外みたいですね。で、固定的になっているということは生活動作に必要な筋力はゼロということですよ。筋肉柔軟で対になっている筋肉で楽に弛緩できる場合にのみ、対になっている筋肉の収縮が筋力として発揮できるのですよ。握り込んだ指を伸ばすのに怪力のセラピストさんの力が必要とかですと、指の筋力は役立たないどころか有害ですかないのですよ。楽な力での関節可動域確保動作ができるような筋肉の状態での筋力が生活には必要です。
 11月13日(日)、私が使う「まだ、回復してない」とかの意味。ある方の「まだ、あかん・・・」とよく似た意味合いかもね。脳卒中リハビリでは、諦めるということは「廃用症候群」に繋がってしまうので、「諦める」とかの選択肢はないのです。リハビリを続けるしかないのです。でも、「回復は神の思し召し」と感じるぐらいで遅々として進みません。「まだ、回復してない」ということは「これからも適切適度なリハビリで頑張るぞ」という意味合いです。「まだ、あかん・・・」の方もそうだろうと思いますし、投稿されている内容からは「まだまだ、頑張るぞ」ということと感じています。「リハビリでの回復時期は神のみぞ知る」のだと思います。我々脳卒中経験者の回復は「脳での神経細胞間のつなぎ替えが起こって、その調整が完了する」ということが必須なのですよ。このためには長い年月が必要になることが多いのです。で、時期は神様の世界ね。だから「まだ、回復してない。」ということになるのです。

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