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2011年11月27日 (日)

国債の危うさ

 2011年11月23日におこなわれたドイツ国債の入札で「札割れ」が起こったというのです。「札割れ」というのは、発行予定額に対して応募額が達しないことをいうのです。今のところ、日本ではなぜか順調に応募があるようです。不思議な国です。
 ドイツはユーロ圏ではもっとも安定した国ですね。これは、「ユーロ」に対する不安の表れと見るべきでしょうが、どうして国債の信用が低下してきているのかということですね。
 国債は普通、国が発行している借金の証書ですね。将来の税収を当てにしてします。アメリカではクリントン政権で作った黒字を食いつぶした政権がありましたね。「人気取り」をしようとすると、どうしても低負担で高福祉とかを求める国民に烏合することになります。イギリスのサッチャー政権とか今の保守党政権は珍しい存在であり、スウェーデンなども珍しい存在ですね。
 どちらかというと、ギリシャやイタリアなどのように大盤振る舞いをしたがります。日本も低負担高福祉というか、現役世代の資産になるべき年金保険料を余分な給付で食いつぶして行っています。これは、「選挙」があるからで、「票目当て」で負担を求めないとなると「国債」ということになります。
 結局、住宅ローンでは「返済計画」というのを日本では立てますね。ところが、国債にはこれがないのですね。だから、乱発かな。アメリカのサブプライムローンもまともな返済計画がない上に借り増しが出来る仕組みで住宅価値の上昇が起これば、借入金を増やして生活費に使っていました。どこかで狂いが出て、収入減や住宅の売りが増えれば、資産価値が低下して超過分の即時返済を要求されるというのです。出来なければ、「売り」すると、さらに住宅価格の低下ですよね。よく似たことが国債でも起こったのがギリシャなどですね。
 民主制の下では「選挙」は絶対必要です。ども、政治家の質が低下してきているのが現状でしょうね。だから、国債の信用度が低下してきているのでは。ユーロ圏では「インフレ」による国債の紙くず化は出来ないですが、日本などでは、このようなときには円安も起こっているでしょうから「インフレ」というので、過去にも国債が紙くず同然となった例がありましたね。
 民主主義を維持していく限り、「政治家による人気取り」が起こる危険性が高く実際起こっているいるので、国民の厳しい監視が必要なのですが、それも出来ていない現状を考えると「世界沈没」

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2011年11月19日 (土)

広がる自由貿易圏。孤立した国はどうなるの?

 2011年11月10日に前回にも書きましたが、野田首相の「TPP交渉参加のための協議開始」の発言がありましたね。
 これは、世界中に自由貿易圏が広がりつつある現状を憂慮しての決断でしょうね。
 過去に農業分野での自由化した品目がありましたね。まあ、野菜類は関税が今では低く設定されているとか。ネギでしたか、確か4%と聞いています。高額商品なら4%でも負担は大きいですが、消費者のネギの1回の購入量はどのくらいなのでしょうか。
 過去にあった例ですと、「オレンジの輸入自由化」では、「日本のミカン農家は壊滅」とか反対運動もされたみたいですが、多くの産地がしぶとく生き残り、カナダなどには「テレビオレンジ」とかの愛称で輸出していますよね。円高の方が自由化より大敵でしょうね。
 「サクランボ」も自由化されてますね。その後の農家の取り組みで「高品質の生食用」で栽培面積も自由化当時より広くなった山形県の例などもあります。これは、自由化が切っ掛けで品目変更に挑戦した結果ですね。そして、世界的に見て「高価格」の米も輸出しています。もっと、大規模経営が出来れば、よりリーズナブルな価格での輸出が出来るでしょうね。
 それと、確か、何年か前までは中国漁船が東シナ海で漁獲した魚を福岡市などで水揚げしていたのが、今は中国の港に行っているようです。母国の方が高く売れるからだということでした。何年か前に北海道で「なまこ」の盗難がありましたね。これは「中国向け」で生産していたのが盗まれたとか。
 水産物の洋上での買い付け競争というのもあります。そこでは、日本はよく負けているとか。今のところ、まぐろは大丈夫なようですが、海外の「寿司」や「刺身」のブームがさらに広がれば、これも「買い負け」の可能性がありますよ。
 アメリカでは、遺伝子組換えでない大豆生産より、日本に売れなくても遺伝子組換えの大豆の方向ですよ。巨大市場が現れてきましたからね。
 「カップヌードルご飯」のご飯に使っている米はカルフォルニア米ですよね。これは、日本の農産物輸入規制が小麦であったり、「米」であって、加工品が含まれていないからですね。あの餃子事件もこのような規制なので、中国のメーカーに委託生産させていたからでしょうね。この調整品といわれる分野での食品輸入が多いのでは。
 そこら中で、海外の動向から置いてけぼりを食った上に、工業製品やサービス分野などで「自由貿易圏」に入っていないばかりに輸出ができないというか、海外に輸入して貰えないために工場が海外に流出することになれば、兼業農家も含めて失業者は増加するでしょうね。現にパナソニックは2012年での調達金額で3000億円ぐらいを海外からにすると2011年11月19日の夕刊にでていました。パナソニックはこのほかにも兵庫県尼崎市のプラズマディスプレー工場を部分的に閉鎖するとか。これで約1000人解雇というのです。これは大都市の話ですが、地方都市や農村にも工場はありますね。兼業農家の多くはこのような工場に働きにも出ていますね。どうするのでしょう。兼業農家のほとんどは農外収入の方が多いということです。
 現に「980円ジーンズ」とかの競争で岡山県井原市では、ジーンズ工場の閉鎖が相次いだとか。海外の方が安いからとね。まあ、これは国内事情によるものですが、これと同様のことが起こりかねないわけです。
 EUがなぜあそこまで急速に拡大したのかといえば、それは「EUは巨大な自由貿易圏」だからです。それで、各地で自由貿易圏を作ろうとしているのが今の状況でしょうね。どうしても、同じ貿易圏の国との貿易に傾いていくからですね。ロシアも経済圏の再構築に大きく舵を切ろうとしています。
 現状では、日本はどこの貿易圏に属さない世界的に見て珍しい孤立した国になりそうで心配です。

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2011年11月13日 (日)

TPP交渉に参加の方向性が出る

 2011年11月11日に野田首相が記者会見をして、「TPP交渉参加に向けて関係国と交渉を開始する」というような内容でしたね。
 交渉参加反対は「説明が不十分」とか「内容がわからない」とかも理由に挙げていましたね。交渉に参加していない国にTPPを推進している国は詳しいことを説明する義務はないですよ。どのようなことを議論しているとかはやはり「交渉に正式に参加して開始する」というのが必要なのでは。
 韓国とアメリカのFTAについて、この2カ国は他の国に説明したのでしょうか。特に交渉経過は「秘密」ではないとは思いますが、説明なしでしょうね。TPPもこれと同様なので詳しいことは交渉に正式に参加する必要があると思います。
 この交渉では、各国の輸入障害の撤廃、関税の廃止などですね。ところで、米ですが、1997年でしたか、不作で輸入したとき、大量に売れ残りましたね。インディカ米の輸入は少ないと思います。まあ、アメリカとオーストラリアの適地でのササニシキとかコシヒカリなどが問題になるでしょうね。
 でも、中国で日本産米が高値で販売できているのでアメリカ等は中国への輸出も考えるでしょうから,量的にはJAのいっているような量はでないでしょうね。アメリカ産米はいまでも相当量輸入されてます。例えば、「カップヌードルごはん」のご飯はアメリカ産米ですね。炊飯器の高級品が販売を伸ばしているようですが、すぐ食べられる状態の需要が増加してきています。この変化の方が怖いのでは。
 それより、兼業農家の収入はどうなるのでしょうか。日産自動車のゴーン社長が言っていた言葉「日本に仕事を残すために部品は海外から輸入している」とかいった意味ですね。そう、兼業農家の相当数が工場勤務ですね。その工場が海外に出て行ってしまったらどうするのでしょうか。今でも、出て行っています。それに拍車がかかる恐れが大きいのです。
 EUはある意味「ブロック経済圏」を形成しています。域内の貿易量は凄いはずです。為替を気にしなくてよいのですから。EUほどとはいいませんが、FTA締結などもそうブロック経済圏を作ろうとしているのです。それに一切参加しないとき、どのようになるのかを考えて見る必要があるのです。
 大規模小売りに参入してきた外資は苦労していますね。それに引き替え、日本資本の小売りが外国で作った製品を国民は割とためらいもなく購入しています。この傾向が続く間に自由化して工場を日本に戻すことをしないと、孤立による「日本沈没」が起こりそうな情勢になってきているのが現在だと考えます。

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2011年11月 5日 (土)

早生まれの子どもは様々な問題を起こしやすい?大人が原因では。

 2011年11月3日にinfoseekで見つけたロケットニュース24配信の記事に「早生まれの子どもは様々な問題に陥りやすいことが判明 / 成績不振、退学、タバコ・酒・麻薬、いじめなど」というのがありました。詳しくはネットで探してみてね。
 以前、日本経済新聞でスポーツ能力について同様な調査記事があり、その時は確か「サッカー」だと記憶しています。年代は小学生対象だったと思います。正選手に選ばれる割合は遅生まれのほうが、そのなかでも4~6月生まれが多いというものでした。これは、小学校の学年単位で子どもを見ているためと思います。小学生での生活年齢1年のさは大きいですよ。
 過去に、朝日新聞の連載「いま、学校で」の中にあったのに、小学校新入生を生まれた月ごとに分けてクラス編成した例が出ていました。そして、1~3月生まれのクラスは4~6月生まれ主体より幼かったとね。これが、意味することは同じ尺度で評価してはいけないということですよ。
 それを、イギリスも同一学年で同じ尺度で小学校低学年から評価しているから起こったことでしょうね。
 子どもはだれもが「褒められる」ということで成長していくのではと思います。少なくとも、他人と比較されないでありのままを親が受け入れてくれるという状態が必要なのでは。親はまず、子どもがいるということを成績とか関係なく愛することが必要なのでは。
 低年齢の時から、同年代の他の子どもと比較されてきたら、よい気分はしないと思います。兄弟でも、親は比較しないというのが当たり前ですよ。子ども同士は勝手にわかってきますからね。
 このようなことで、劣等感を持ち始めたら、当然、成績不振、たばこ・酒やいじめなどに陥りやすくなりますよ。

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