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2011年8月 5日 (金)

絶対安全などはないですよ。リスクとどう付き合いますか?

 2011年8月3日放送のクローズアップ現代は「全県民被ばく調査 ~不安は解消できるか~」というのでした。福島県民200万人を対象とした内部被曝検査ですね。そして、出てきたのが「安全の線引き」です。
 この「安全の線引き」とは、ある被曝量までを「安全」、それ以上を「危険」と見なすことになると思うのです。原発事故も「絶対安全」というふうにいって建設した手前、手直しは出来ないし、想定外は考えることが出来なかったですね。これも、どこかで危険度を線引きして「安全」と「危険」に区分したためでしょうね。
 放射線の害は、線量が増加するにつれて増加します。ただ、人間の免疫機構の働きとかである量までは表に現れにくいですね。ですから、医療現場で放射線が利用されているのです。また、放射線利用による利益と害とのバランスを考えて利用されています。自然放射線レベル程度ですと、放射線を浴びないより浴びている方が免疫機構の働きが活発になるという報告もあります。でも、害もあるのですが、免疫機構の働きで救われているのでしょうね。
 では、どの程度の被爆までが受忍できるかということでしょうね。医療行為の場合は一応合意の上です。今回の事故は住民の方にとっては「被害」でしかないですね。でも、がんとかが出てきた場合、原因の証明はしにくいですね。特に喫煙者のがんはね。なにせ、喫煙者の妻(但し、こちらは非喫煙者)の場合のリスクが年200ミリシーベルトに相当するともいわれています。
 「すべての放射線線量で絶対安全はない」と思いますが、発症のリスクは大きく違ってきます。それとの付き合い方が出来ない場合、医療行為での放射線利用もできないと言うことになるのでけどね。当然、喫煙など出来ないはずですが、どうなんでしょうか。
 また、書きますが「絶対安全」はない。相対的に考える必要があるのが「安全」「危険」であって、常に安全の割合が増加するように考えて行動する必要があると思います。JR東日本で東北新幹線を含め、鉄道利用者の被害者ゼロというのは、安全に向けて行動を積み重ねていっていたからでしょうね。
 人間の健康も放射線量もある程度をこえると被害が大きくなりますが、そうでない場合は普通の生活で健康への取り組みが大切になると思いますが、今回の事故に関する場合、「安全の線引き」というより、「補償の線引き」にすり替えられないように監視する必要があると思います。それと、不安を与えられた精神的苦痛に対する賠償もケチられないようにね。

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