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2011年6月18日 (土)

リスクがわかっていない方を放射線リスク管理アドバイザーに

 2011年6月15日にYahooで見つけた14日JーCASTニュース配信の記事に『「福島原発のリスクを軽視している」 「安全説」山下教授に解任要求署名』というのがありました。詳しくはサイトで。
 その中に放射線量と細胞損傷のリスクについてで、この山下氏は『「1回、100ミリシーベルト浴びると、例えば細胞に傷が100個できます。1ミリシーベルト受けると細胞に傷が1個できます。100個の傷にはときどきエラーが起きますが、1個の傷は体がすぐ治します。遺伝子は傷がついても治るという生物学的な生命現象が大前提としてあるので、僕は、微量の被曝には過敏になるな、と言っているんです」と主張。』したというのです。
 これは、DNA損傷とその修復についてお解りではないと思いました。確かに放射線量が多いほどDNAの損傷部位は多くなりますね。ただ、これは確率論であり、もっと平均より多くの部位が損傷を受ける方もいれば、少ない方もいます。ただ、線量が多くなっていくと確率が上がっていくので個人差が見えなくなるのですね。修復できない損傷も増加します。普通の住民の方を対象としている今回の線量では、個人差が大きく出てくると思うのです。さらに、それは誰かは発病してわかるものです。
 そして、1ミリシーベルトはその度合いがこれ以下と大きく違わないだろうということで許容になっているだけですね。医療関係の放射線使用は「利益とリスク」のバランスの上でおこなわれています。ですから、放射線による胃部検診の年齢制限があるのですね。まあ、内視鏡もそれぞれの部位によって放射線とは違うリスクがいくらかあります。このことを無視しているとしかいいようがないですね。私はあの胸部レントゲン写真1枚で何十億人か何百億人か何千億人に一人ぐらい、肺がんになっている可能性があるのではと疑っていますが、でも、この程度の危険率では検出しようがないですね。
 『「原発の放射性物質によってがんにかかりうるといっても、がんは日本人の3人に1人がかかる病気だ。確率論的に誰にでも起こりうる病気なのに、『放射線のせいでがんにかかる』と心配して生活を台無しにしても仕方がない」とも述べている。』というのです。なら、山下さん、原子炉に突っ込んで行って下さい。どうせ、がんになるのですからね。全く関係のない話を持ってきて、放射線の危険性を否定しようとしているみたいですが、逆にとられてしまってます。国際的基準は過去のいろいろなデータをもとに普通の生活状態と発癌率などがそれほど違わないようなところで許容の最大限を決めているのではと思います。
 実際、人間の免疫機構は自然放射線を浴びているときの方が放射線なしよりよく働いているという研究成果もあります。但し、自然放射線ですよ。世界各地の自然放射線のレベルがどの程度か参考にしましょう。日本の主要都市については新聞に出ています。

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