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2011年5月 3日 (火)

定説を信じすぎると、悲劇がくる場合がある。

 5月1日にYahooで見つけた「河北新報」配信の記事に『「津波の前必ず引き潮」 誤信が悲劇招く 岩手・大槌』というのがありました。詳しくは河北新報でね。概略はYahooでかな。
 普通、言い伝えでは「津波の前必ず引き潮」ですね。実際、今回の地震による津波でも多くのところでは引き潮が観測されていると言うことです。でも、本当にすべての津波でそうだったのかは、世界中の津波情報を集めている研究者ぐらいしか判らないのでは。それと地震による地殻変動によっては引き潮は見えにくくなるおそれもあるとも研究者の方は言われています。
 引き潮とのはどの程度をいうのかでも、誤差が出てきますね。そのような誤差の大きな定説であるとの認識は普通の庶民にはなかったでしょうね。この場合は、悪いですが、犠牲になるのはその定説を鵜呑みにされていた方ですね。
 ところが、行政とか企業活動とかになると、住民が巻き添えを食らうことになります。東日本太平洋岸では、「巨大地震」は起こらない、マグニチュード8程度ぐらいしか起こらないという定説に凝り固まって、その程度の対策しかしていなかったところが多かったりしてますね。巨大防潮堤とかを造って、住民が過信してしまったところも。それは、地震規模の定説や過去の経験に囚われたからかな。行政とかが、定説による想定よりどの程度大きなのを考えていたのでしょうか。結構、多くが過去の経験の最大津波を考えていたのですね。
 しかし、過去の最大津波を考えていなかったのが、原子力発電所かな。悪いですが、住民の方の過信はその方だけですむ可能性が高いですが、企業などでは、特に放射性物質を扱うところでは周辺に大被害をもたらすのに過信というより、思考を停止してしまったとかいいようがないですね。
 定説、通説とかいうのは常に検討されるべきものなのかもしれないですね。

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