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2011年2月 8日 (火)

この世に無駄はあるのか

 2月8日にYahooで見つけた京都新聞配信の記事に「体内時計のリズム 京大教授ら関係性解明」というのがありました。記事は遺伝子の空白部分「イントロン」についての京都大ウイルス研究所の影山龍一郎教授たちのグループについてでした。詳しくは記事を。
 タンパク質の遺伝子がRNAに読み出されるとき、「遺伝子」部分の他に間に挟まった「イントロン」というタンパク質のアミノ酸情報のない部分も読み出され、核内で「スプライシング」という切りはぎがおこなわれて、タンパク質のアミノ酸情報のある部分だけの伝令RNAに加工されています。このいらないとされていた部分についての研究ですね。
 人工的にDNAを改変してイントロンのないのにして、発生させたところ胎児は出生してすぐ死んだというのです。この原因は普通の遺伝子なら起こるタンパク質の量的変動が起こらず、肋骨が形成されていなかったというのです。ということは、イントロン(今までの考えでは不要部)が重要な働きをしていると考える必要があるというのです。
 これは、ゲノムの部分以外のDNA配列を「ジャンク(ガラクタ)」と扱ってきたのと同様で、この「ジャンク」も{RNA干渉」とかに必要なRNAを創ったりとか重要性がいわれるようになってきていますね。
 ということは、生物の成長とかで「不要」といういえるのはどの程度あるのでしょうか。そして、教育において「不要な教科」とはどの程度あるのでしょうか。そして、「不要」とかのレッテルを貼ったりして、教育方法が変質したために弊害の方が多い事態にしてしまっているのが日本ではないのでしょうか。
 本来の意味が出るようにしておけば、無駄どころか有益なものを「無駄」「不要」にしているのは人間の傲慢によるものではとも思います。その結果、児童生徒学生の学力低下として現れてきているのだと思います。あの国際試験はどの学校でするかで乗り切れても、大多数が学力低下していくようであれば日本は崩壊しそうですね。

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