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2010年11月 6日 (土)

喫煙者とTPP参加反対論者は似ているような感じが

 11月6日の日本経済新聞「NIKKEI PLUS1」の「健康生活」にある「ヘルス この一手」というコラムで喫煙について取り上げられていました。見出しは『「禁煙」という闘い』というのです。
 たばこがからだに悪いというのは、ほぼ全員が知っていることのようですが、その中身になると千差万別かな。人間はいくつもの調節機構を持っていて、それらを使って体の状態をできるだけ一定に保とうとしているのです。この機構を「ホメオスタシス(恒常性)」といいます。
 喫煙はこれを崩す働きがあるというのです。喫煙すると、血圧が上昇します。恒常性の一つが崩れました。皮膚温低下も。こrはニコチンによる血管収縮ですね。血圧上昇もこの反応ですかな。ようは副腎からカテコールアミンが分泌されることによるとね。
 喫煙で血糖値が上昇も。糖尿病の危険因子の一つが喫煙です。これには、書いてなかったのですが、慢性閉塞性呼吸器疾患(COPD)ですね。タールなどの物質は発がん性もありますが、肺に入ると蓄積されていって、徐々に呼吸機能を阻害していきます。これは、元に戻ることない変化です。行き着く先は呼吸困難による死です。そこまでいかなくても酸素ボンベ愛用者担っている人も多数います。
 体内のほとんどのがんの原因にも挙げられています。ところが、喫煙者は「自分は大丈夫」と思い込んでいるようです。でも、実際は広き門なのに気がつかないというか、気がつこうとしないようなのです。
 ところで、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)参加の反対論者の中に現状を精査することなく、反対を唱えている人が結構見られます。日本の農業ですが、今の保護策で衰退してきていることに気がついていないのですね。元気な農家や農業集団を育成することを怠ったということに気がついていない。実際は「怠った」というより「足を引っ張った」という表現のほうが正しいかも。
 1990年代にあったイギリスの狂牛病騒ぎでヨーロッパ大陸のほうで騒動があったのは、「イギリスは農業国」という面を持ち、ヨーロッパ大陸のほうに輸出していたからかな。変身してみたいです。今の日本でも、不利な条件の中でも頑張って輸出している農家とかがあります。日本国内で販売するより良いからですかな。そう、輸出も考えることをしていないというか過小評価しすぎているのですね。でも、農業への考え方を変えたがらない。
 米ですが、高率の関税をかけて保護しているようですが、調整品にすれば相当安くなるようです。とすると、加工工場は海外ですね。その雇用分は海外のまま。米で輸入して国内加工なら、少なくとも加工工場の雇用は国内。とかで、米余りの原因の一つにもなりかねませんね。もっとしっかり食品にまで加工してしまうと高関税は無理でしょう。
 今の国際貿易は農業を含むすべての分野で相互に開放しようとしているのです。すべての分野で協定を結んだ国地域とは関税を低く、他とは関税を高くかな。TPPに参加したり、多くの国とFTAを結ぶことが必要になりますが、それを拒み続けると、国内から工場がどんどん海外に流出することに成り、国内雇用が激減して、今のようにお金をかけての農業保護ができなくなるという危険性を、国が崩壊する危険性から目を背けているとしか思えないのです。
 たばこの危険性から目を背けるというのも、TPPから目を背けるというのも同様に感じるのは私だけでしょうか。

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