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2010年10月23日 (土)

学習でアホを造る日本の今の競争

 まず、どのようなことができるかとがあって、そのレベルに達した者での競争とかなら、効果があるのではと思います。ところが、今も日本は到達度関係なしの点数のみ。
 今の日本の教育で欠けているのは「到達度」でしょうね。「到達度」を常に考慮した教育をしていたら、また、保護者も「到達度」の意味を理解していたら、ここまで学力低下は起こらなかったでしょうね。
 日本の今の競争は「皆でサボれば怖くない」というのが実状でしょうね。ですから、高校の選抜学区が狭いところや東京都などで以前おこなわれて制度や総合選抜制のようなところでは、「取り敢えず公立高校に入学できる相対的な成績」で安住してしまった生徒や親が多かったのが、学力低下にも繋がっていたようですね。
 一部の良識のある親や教師は「序列」の前に「学習が好きであること」や「基礎学力を真に身につけているか」や「読解力」「思考力」「表現力」の大切さを子や生徒にわかるように、家庭で親自身が学習する雰囲気をつくったりとか、順位等で怒ったりしないように子の成長を見守るようにしている場合が多いですよ。
 内申書重視の高校入試開始以来、中学校では曖昧な採点が起こらないようにした節があります。それが、問題集そのまま出題や選択肢多用ですね。塾もそれに準拠したのか「これが出る」式のところが増えたみたいです。「出るところを教えて」という質問は「問題集の何番が出るのか」というと同じように思えるのです。これは、小中学校での訓練の賜ですね。
 そこに蔓延るのは「丸暗記」ですね。大学入試はここ20年間以上にわたって徐々に易しくなってきています。偏差値が上昇しているように見えるのは、志願者数が増加したためです。
 例えば、旧帝国大学や早稲田、慶応など関東の有力私大、同志社、立命館、関西、関西学院などの関西の有力私大は軒並み定員増ですよ。ところが、18歳人口は減少中。第一次ベビーブームの頃に比べたら、そらあ入りやすくなってますよ。それでも、難しく感じるのは「丸暗記」が増えたからですよ。覚えないよりはマシですが、という程度の勉強ですね。
 意味もわからず覚えるのは非効率そのものです。でも、考えるのを嫌いますから、読むのを嫌いますから、勉強は辛いでしょうね。そう、一部の生徒はどこ吹く風で優雅に勉強して、東大等に合格していきます。その層が科学オリンピックなどで好成績を収めているのです。高校の教師の学力ではついて行けない高学力の生徒ですね。その一部を除くと日本はお寒い状態です。
 入試制度や学力認定のあり方を根本的に見直す必要がありますよ。そうでないと、日本沈没ですよ。

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