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2010年7月 3日 (土)

肺を摘出後、冷却してがんの部分のみ取り除き、健康な部分を再び体内に

 7月3日の日本経済新聞の社会面に「肺がん冷却し切除、摘出後再び体内に 岡山大、世界で初」という記事がでていました。
 肺がんで肺を摘出するとその摘出割合に応じて「肺機能の低下」が起こります。ここが、肝臓との大きな違いかな。肺機能は30歳前後当たりから徐々に低下していきます。さらに喫煙でもしていれば、その低下の度合いは大きくなります。
 肺がんは大抵、中高年になってから発症しますね。ということは、低下してきた肺機能を肺の分切除であってもさらに低下させることになるのですね。それを出来るだけ、少なくするためには患部のみを摘出できればよいのですが、大抵は予防を含めて大きめに摘出しているのが現状のようです。それを出来るだけ、患部だけにするために開発されたと思います。ただ、難しい問題があるようなので、漸く「世界初」となったわけかな。
 取り残しを防ぐためには病理検査をして確かめて戻したいうことなので、検査時間を生み出すために一旦摘出をいう方法を取ったのでしょうね。
 まあ、肺機能がそれほど低下していなければ、また、適切に胸部直接撮影の肺がん検診(健康診断の間接X線撮影は論外です。やらないよりマシという程度かな。)を受けておれば、進行がんになっている可能性は大分減少すると思います。こればかりはタイミングの問題もあり、CTでも検査時期の間隔の問題で進行がんで発見という可能性があります。
 そういうときでも、運動制限とかがないとかで治癒できる可能性を示してくれた手術だと思います。
 でもね、喫煙でCOPD(慢性閉塞性呼吸器疾患)やそれに近い状態になっていたら、この方法も使えない可能性が高いとではと思います。年間約6万6千人が亡くなっています。これは、肺がんだけの人数です。喫煙によって他の部位のがんの発症率が高くなります。脳や心臓などの血管疾患の発症率も高くなります。禁煙を強力に推し進めている国では、「肺がん」の減少の他に「心筋梗塞」などの血管疾患も低下しているということです。
 この方法があるからと、喫煙をするのではなく、運動制限を受けることなく生活するためにも禁煙を。COPDになれば、がんでなくても運動制限ですよ。酸素ボンベをもって運動はしにくいでしょうね。COPDでもですが、脳梗塞などでは「寝たきり」になったりしたら、QOL(生活の質)は低下しますね。
 万病の元の「喫煙」をしないことですね。

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