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2010年3月13日 (土)

筋肉などを「霜降り」にしないように

 3月6日土曜日のNHK午後10時~10時43分の番組「追跡!A to Z」で「肥満は悪くない?」というのが放送されていました。詳しくはNHKでね。
 そこで、出てきたのが「異所性脂肪」というものです。その時々に細胞で利用される脂質は当然、その細胞にあって当然なのですが、利用されない脂肪、貯蔵性脂肪は特定の場所にあれば害は目立たないということです。特に害がないというか、場合によっては利点もあるのが「皮下脂肪」というものです。こちらは以前から生活習慣病との関連は低く見られていました。で、実際、そうでしょうね。ただ、皮下脂肪も多くなりすぎると、腰とかに負担をかけることになり、腰痛などの原因になることがあります。ですから、程度の問題かな。
 次に貯蔵性脂肪は「内臓脂肪」に、これは皮下脂肪より生活習慣病との関連が強く示唆されています。
 摂取されたカロリーのオーバー分は、まず、皮下脂肪に、そこが貯蔵能力一杯になると、内臓脂肪に、内臓脂肪も貯蔵能力一杯を越えると、行き場のなくなった脂肪が筋肉、肝臓、膵臓、腎臓などに溜まり出すというのです。それが、よくいわれる「脂肪肝」などです。脂肪肝になると肝臓は脂肪の処理に追われて草臥れ、肝細胞が次々に壊れることになります。その後には、肝細胞は新生されずに、繊維質ができるとか。そして、生きている肝細胞を締め上げるような感じで肝硬変になったり、肝臓癌になったリスというのです。これと、同じような病変が各臓器で起こることになります。膵臓でインスリン分泌細胞で同様なことが起これば、インスリンの分泌が出来なくなり、糖尿病に、心筋ですと心筋梗塞、腎臓では腎不全かな。
 ヨーロッパなどに比べて、比較的温暖であった日本などでは皮下脂肪をそれほど蓄える必要がなかったのか、貯蔵能力が低いと考えられるということです。
 結局は、適度の運動とカロリーの量も含めたバランスのよい食事ということになります。「霜降り肉」は美味しいですが、健康には「赤身の肉」の方がよいというのにも通じているのでと思います。「フォアグラ」は脂肪肝ですね。食べるのにはよくても、自身の肝臓をフォアグラ状態にするというのは恐ろしいことですよ。肝臓が脂肪肝ということは心臓なども「霜降り」になっている可能性が高いですからね。

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