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2009年10月 2日 (金)

全ての選挙で人口比で平等なら、これも怖い。

 9月30日に最高裁判所で2007年夏の参議院選挙での「一票の較差」問題の訴訟の判決がありました。『「一票の格差」が最大で4.86倍だった2007年夏の参院選をめぐり、首都圏の弁護士らが選挙無効を求めた二つの訴訟の上告審判決』があったのですね。最高裁は『定数配分が法の下の平等を保障した憲法に反していなかったと判断した。』ということです。ですから、原告側の上告を棄却されました。ただ、『竹崎長官は法廷で「投票価値の平等という観点からは、大きな不平等がある状態であり、国会において速やかに、投票価値の平等の重要性を十分に踏まえて、適切な検討が行われることが望まれる」と述べた。  』ということです。
 人口比での平等が参議院でも衆議院でも達成されるとどういうことになるか考えてみましょう。現在は衆議院も参議院も不平等な状態なので是正が必要ですが、衆議院で、もし、平等になっていたら、参議院は?ということです。
 どちらの完全平等になると東京選出議員数が10%を越えることになり、大都市圏選出議員ばかりになりますよ。その時、人口の少ない地域は常に「少数派」になってしまいます。地方公共団体で政令都市とか都道府県議会議員選挙で選挙区があるのは、地域代表と意味合いがあるからでしょうね。
 今の日本の状況では、両院で完全平等になると地方が切り落とされる心配が出てきます。衆議院は完全に人口比にするべきですが、参議院の方は面積比という考え方の選挙区が必要なのでは。できれば、もう一つ「全国区」のみの議会も作ってほしいような気もします。これは、全国に薄く散らばっている考え方の人たちの代表を選ぶためにです。これ、今の参議院から分離してつくってほしいですね。
 完全人口割りの衆議院、面積割りの参議院、全国一区の議会の3院制というのも考えてほしいと思います。議会の権限に合理的な違いをつけてね。

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