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2009年7月14日 (火)

参議院で臓器移植法のA案が可決され成立

 7月13日午後、参議院で臓器移植法のA案が可決され、成立しましたね。これで子どもも海外に行かずに臓器移植を受けられる可能性が出てきました。あくまでも、可能性です。今までは、この「可能性」すらなかったので海外に出て行くことになったわけですが、日本の現状を考えると「海外」という選択肢がなくなりそうもないですね。
 一つが「心臓が動いている」ということに対する認識の問題。法的な「死」は、呼吸停止・心臓停止・瞳孔拡散の3つがそろってということです。瞳孔の部分か脳の活動に関係しているわけですが、これ、中脳が主かな。ていうことはまだ、「人格の中枢、大脳」は生きている可能性があるかも。もっとも、心肺停止で処置をしなければ、脳はすぐに死んでしまいます。ところが、心臓手術とかで人工心肺でも脳は生き続けることができますし、その逆に脳は死んでいても「脳死」の状態ですね、心肺機能は維持されることもあるわけです。
 二つ目が「脳死はわかりにくい」ということでしょうか。「心肺停止」は簡単に確認できますが、頭蓋骨で囲まれた脳はその活動音とかを出しませんね。頭蓋骨がふくらんだりもしませんね。ある意味、静かな臓器「肝臓」とかと似ている面もあるかも。脳波とかをいくつかの測定機器を駆使しながら、総合的に判断しなければならないというところに多くの人が「判らない」、心臓が動いているから「生きている」と思うのでしょうね。、
 三つ目は、「子どもの場合、脳死状態でも成長する可能性がある。」から、この場合は「生きている」と思うのは当然でしょうね。
 何らかの方法で、もっと直接的に視覚的に脳の状態を把握できる方法が開発されたら、皆さん、「脳死」を受け入れるようになるのではと思います。人間としての尊厳を保持している部分は心臓ではなく、「大脳」です。お忘れなく。

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