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2009年3月22日 (日)

久しぶりに「たばこの害」について

 3月22日にあるSNSでそこでのある仲間が「喫煙再開」という日記を書いていたので、「脳血管性認知症に注意を」とだけコメントをしておきました。「肺がんに注意」とは書きませんでした。よく知っていると思いますからね。たばこの害について、知らないから再開できるのでしょう。もし知っていても実感がないのでしょうか。
 喫煙を始めると必ず起こるのが、「ニコチン」と「一酸化炭素」と「タール類の肺への沈着」かな。これは逃れようがないですね。
 「ニコチン」は依存症の原因となる薬物であるととも血管を収縮させます。細くするのですね。血液の流れが悪くなるので心臓に負担をかけますし、動脈硬化を促進したりとか。
 「一酸化炭素」、これは本数比例です。赤血球中のヘモグロビンと強く結合します。酸素とヘモグロビンの結合力の200倍ほどです。ですから、一酸化炭素中毒の治療は高圧酸素だけかな。これにより、酸素の運搬量が減少するので心臓は血液量を増やそうとしますが、ニコチンで血管が細くなっているのでさらなる負担が掛かります。そこに煙中の他の物質も絡んで動脈硬化を促進しますから、心筋梗塞、脳卒中などを引き起こしやすくなります。
 煙草を吸い始めて感じる息切れとかは「ニコチン」と「一酸化炭素」によるものですかな。これは必ず起こります。
 本数比例での肺への外部物質の沈着による呼吸障害も徐々に起こっていきます。COPD(慢性閉塞性呼吸器疾患)は煙草病ともいわれており、患者数は500万人を超えます。そして、毎年数万人が亡くなっています。酸素ボンベを持ち運びながら生活している人の多くはこれでしょうね。
 脳梗塞も起こりやすくなり、脳血管性認知症にもなりやすくなりますね。脳梗塞、脳出血、心筋梗塞は死に繋がる発作を起こすことで有名ですね。喫煙はこれらへの近道でもあるのです。
 入れ歯への近道、喫煙。これも有名です。歯周病を引き起こしたり、悪化させたりします。入れ歯になりやすいですね。歯周病は糖尿病を発症、悪化させる。糖尿病は歯周病を発症、悪化させる、というような関係。糖尿病になると、いろいろな部位の細胞が痛めつけられます。当然、血管の細胞もね。動脈硬化あり、腎臓の毛細血管ですと、糖尿性慢性腎不全、網膜ですと失明とか。動脈硬化では当然、脳梗塞、脳出血、心筋梗塞の危険性が高まりますね。
 皮膚の老化を促進する喫煙。がん以外にも、このようにいろいろあるのです。がんも肺がん・咽頭癌だけではなく、膀胱癌・大腸癌とかなども喫煙で発症率が高くなります。ほぼ全身の癌の発症率が上がります。
 アメリカやフィンランドなどは禁煙運動で肺がんのみならず、心筋梗塞の発症率も大幅に下げました。
 それと、結核検診車を流用した検診で見つかるような肺がんは手遅れが多いですよ。やはり、最低でも胸一杯の大きさのフィルムを使った直接撮影が必須だと考えます。
 詳しくは「煙草をなくし、安全に暮らせる社会を創ろう」などのサイトやそこからのリンクで調べてみて下さい。

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