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2008年11月28日 (金)

改正児童福祉法が成立

 11月26日に改正児童福祉法が成立しました。そして、「改正次世代育成支援対策推進法も成立した。」ということです。
 児童福祉法で『保育士や看護師、一定の研修を受けた人が自宅で乳幼児を数人預かる「保育ママ」』が増えても、肝心の企業が子育て支援に消極的では子どもは増えないでしょうね。また、そのような悪い状況の中での子育ては、あの元事務次官襲撃犯みたいな人間を増やす結果になる恐れが強いですね。
 子育てでは、特に乳児期から幼児期にかけて「母親環境」(母親と同様の愛情を注げるのであれば、母親以外でもよいみたいです。)が非常に大切とのことです。ところが、この時期や小学生や中学生の時期に親がしっかりと子どもを受け止めるゆとりがないと人格形成に悪い影響を与えます。前にも書いた「機能不全家族」を企業が作り出しているみたいなものですね。
 また、『7割の女性が第1子を産む際に、両立の難しさなどから仕事をやめてしまう現状』を改善することを目指してもいるというのですが、辞めて夫の収入だけで生活できる場合はまだしも、昨今の非正規雇用が増加している状況では「生むのを諦める」というほうになっていっているか、「できちゃった婚」になっているのが多いのでは。子どもの養育環境の改善に繋げるには、企業へのより強力な指導が必要でしょうね。
 子育てに必要な費用を国全体、国民全体(当然企業も入ります)で負担するという考え方がないと難しいでしょうね。それと、虐待ですが、まず、妊娠したら「母親、父親教室」や保健婦、児童相談所の職員などの事前訪問指導を徹底する必要があるでしょうね。人間は「学習」することによって「親」になり、子育てできるのです。今は、その学習機会が自分の育てられた環境しかない親が大部分になってきています。小中高校での学習の大事ですが、妊娠した段階からの学習というのも大切だと思います。よく観察すると親子げんかしているような親子でも子の行動は親とよく似ていますね。これぞ、「学習の成果」です。
 「児童虐待の深刻化」しているとあるのですが、前から結構あったと思います。虐待をうけて育ってきた子が親になって虐待をしているのですけど、以前と違って止める人がいなくなったためでは。虐待のない子育てを経験してこなかったからですね。そうはいっても、今、虐待されている子を救い出さないことにこの連鎖を断ち切ることができません。『「児童養護施設などでのよりきめ細やかなケアを実現するには、職員配置の見直しや施設の小規模化にも取り組む必要がある」』とともに、虐待されている子を見つけたら「通報する」義務化や児童相談所の職員が令状に基づいて家庭に立ち入ったり、強制的に児童を保護できる制度を作ったり、使いやすくする必要がありますね。そうすると、当然保護施設の充実もね。

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