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2008年10月 7日 (火)

重大な薬害をもたらしたサリドマイド再承認へ

10月4日の日本経済新聞朝刊に「サリドマイド再承認へ 厚労省、厳重な安全管理条件」という記事が出ていました。
サリドマイドは1958年から販売が開始され、1962年に販売が中止されました。薬害については「サリドマイド」で検索するだけででてきます。それだけ、悲惨であったということですね。
では、なぜ、これほど被害者が増えたのか。これは企業の金儲け主義、官僚の怠慢によりますね。事実、アメリカではほとんどこの薬害が出ていません。これはFDA(アメリカ食品医薬品局)という官庁の判断によるところが大きいということです。
企業の金儲け主義と官僚の怠慢はその後も続き、日本を「薬害大国」にまでしてくれました。そして、漸く「副作用」による危険性情報を収集、公開するようになってきたのですね。本来、このサリドマイドの時、構築すべき仕組みはその後に幾多の犠牲者がでて漸くという感じです。
現在は、臨床試験などで副作用についても以前より厳重に調べるようになりましたが、それでも、ということなのですが、副作用の報告が集まるようになってきたおかげで多くの人が犠牲になるということは避けられるようになってきているようです。
キノホルム薬害は、医師が「効かないからと増量と長期連用」したからというのが大きいようですね。その上、副作用を収集するシステムもなかった。「効かない」ときはその薬の使用を止める、または、別の薬に変えるという原則さえ守っておれば起こらなかった薬害です。
薬の副作用は実際の使用をはじめてからわかるものもあります。その情報を如何に迅速に収集し検証して公表するかに掛かっていると考えます。今回の再承認では、厳重な使用管理が適応されるということです。
しかし、他の薬品についてはどうでしょうか。副作用情報の適切な公表を行う義務が企業や厚生労働省にあると考えます。血液製剤では、アメリカで危険性が指摘されていてもその情報を無視した日本です。「薬害大国日本」の汚名が返上されるのはいつのことでしょうか。

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