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2007年3月 6日 (火)

抗生物質の乱用の行き着くところ

3月6日(火)NHKクローズアップは「抗生物質が効かない ~多剤耐性緑膿菌の脅威~」ということで院内感染と多剤耐性緑膿菌などのついて放送されていました。
その中で京都大学医学部付属病院がある抗生物質の使用量を減らしたところ、多剤耐性緑膿菌の感染者も減少したというのがありました。
耐性菌誕生は抗生物質を使う限り、宿命かもしれませんが、不必要に多量にとか、予防的にとかで使っていたりすると、余計発生しやすくなるのでは
また、間違った使用法も耐性菌を増やすといわれています。結核では、多種類の薬剤を同時に組み合わせて使用するのが基本だそうです。一剤ごとに使って効かなくなってから、次のを使用するのは耐性菌を生産しているみたいなものだそうです。(大分前の「からだの科学」で読みました。)
それと、最近の「除菌」ブーム、これって耐性菌を増やしているのでは。それから、家畜の飼料に入れられる抗生物質、これもね。
細菌類はいろいろな方法で遺伝子のやりとりをしています。大腸菌O157は「毒力の強いベロ毒素(志賀毒素群毒素)」という毒素を出すというのです。ベロ毒素には、赤痢菌の出す志賀毒素と同じ1型(VT1)と、それと異なる構造を持つ2型(VT2)及びこれらの亜型があります。だれから、大腸菌はもらったのでしょうか。
耐性遺伝子も遣り取りされていると考えていいでしょうね。
抗生物質は必要量のみ使うようにしないと、新しい強力な抗生物質を作り出しても直ぐに耐性菌ができ、広まる可能性が高いですね。
「抗生物質の乱用の行き着くところ」で怖いには「多剤耐性緑膿菌」みたいな菌が多種類出現するという悪夢のような事態になるかもしれませんね。あるいは、病原性を持っている菌が多剤耐性になる危険もありますね。

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