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2007年2月12日 (月)

教育の要素で大事なもの。その中の一つ「教師」

2月12日の日本経済新聞一面連載「ニッポンの教育  第2部『学び』となはにか」のテーマは「『教える覚悟』今や過去」です。
教育の要素で大事なもの。その中の一つ「教師」についてスポットを当てていました。あくまでも要素の一部ですよ。でも、その影響力は他の要素と変わらないですね。児童生徒によってその影響の度合いは異なります。親や社会などと同じです。
今回分の始めには、先輩の言葉で公立学校の教師では塾の講師を選んだ例が出ていました。その次には世間の教師への厳しい目。河合塾による大学志願状況で教育系7%ほど減少。現在の学校教員の年齢構成(全国で見ると40歳代がもっとも多く、次いで50歳代、30歳代で20歳代が非常に少ない。)についてです。
民間企業の技術伝承ではないですが、新人教員にとって年齢差が大きくて相談しにくい状況だともあります。40歳代が多いのは際2次ベビーブーム世代の学齢期での採用が多かったためです。小学校と比べると中学校では3歳、高校ではさらに3歳ピークが若くなります。団塊の世代での教員数は一部の都府県を除くと学齢人口減少のあおりで採用の少ない時期になっているのでそれほど多いわけではないです。(文部科学省の統計資料より)
景気の回復で優秀な人材?が民間企業に流れ、給与の見直しで民間企業に流れ、先輩教師の話で民間企業に流れる傾向が出てきているようですね。そして、今後10年以上大量採用が続くことになります。
なにをもって優秀とするのか。
順位を出さないと生徒の学力を判定できないと思いこんでいる教師は優秀なのでしょうか。選択科目で選択した生徒が進級時に次学年でその科目を選択する気をなくすような教え方をしている教師もいるようです。
「教える」という前に「解ってほしい」「理解してほしい」と本気で思っているのか。兎に角、「覚える」ですまそうとしている教師が年齢を問わず増えてきているような気がします。それが見出しの「『教える覚悟』今や過去」に繋がっているのでは。
なぜ、そうなったのか。
内申書重視の高校入試を経てきた教師が大多数になりましたね。この内申書は学校内の競争で決まりますね。中学校での学習で曖昧さの残る「記述」解答が減少し、択一式か単語穴埋め、または問題集そのままなどになったのでは。これが、高校でも引き続いた世代ですね。
共通一次も択一式、センター試験も、私立大学のほとんどが択一式入試。「覚えればよい」という風潮が回り回って教師の世界にも広がっているような気がします。
この風潮、教師に限ったものではなく親も社会も染まっていると思います。その代表例が東条英機ら陸軍大学出身者ではないでしょうか。日本の固有風土かもしれませんね。親や社会が教育力を失ったため、教師の役割が大きくなった感じがします。

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