『私立大学が変わる ~“全入時代”の生き残り戦略~』を見ていて感じたこと
1月23日のNHKクローズアップ現代で『私立大学が変わる ~“全入時代”の生き残り戦略~』を見ていて感じたことです。
これは、国公立大学にもいえることだと思います。
大学教育ってなになのか。そして、大学の使命は?
アメリカとかの大学では、成績で順番を出しているとか、江崎玲於奈氏が私の履歴書で書かれていましたが。あちらは、卒業できる割合が日本に比べて低いというのですね。半分ぐらいとか。なら、卒業できるというのは上位50%以内ということかな。それがあっての順位でしょうね。まず、絶対評価をおこなってクリアした者に対するだけですね。
日本の場合は、基準がなくてといってよい状態で順番がでている。それでも、なんとかなっていたのは入試で不合格者が多数でていたからでしょうね。それが、全入になってくると、勉強しなくても入れるから「勉強しない」ものが増えてきてしまった。その他にも原因はあるのですけど。大学が何のためになるのかな。大学ではなく専門学校でよいようなことを大学がするようになってきたというのか、入学してくる学生に合わせたというのか。
相対評価の思考回路しかない国で大学を作りすぎたということですね。「みんなでサボれば怖くない」とか「効率的暗記が勉強」とか思っている大学生が増えてきているのも大学にとっては存在意義を揺さぶられますね。
学生についてを主にしましたが、大学の方も大学?というのもあるようです。
次の例はホームページに公表していただけましなのかもしれませんね。但し、今は削除されてます。
卒業予定者と学部長の懇談会で「・・教育の専門性が低い」などといわれていたある国立大学のある学部もあるのです。もう数年経っていますので改善されているかもしれません。
教育理念とかをあげていても、「相対評価」である限り競争が緩やかになってくるとその理念から離れていくことになると思います。絶対評価を基本にして大学や各学校が努力を続ける必要があると思います。
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