« 冬の嵐、増加中? | トップページ | 子どもの誤飲事故、たばこが27年連続トップ »

2007年1月 8日 (月)

旧満州・中国人捕虜強制労働、関東軍が賃金不払い明文化

1月8日の朝日新聞トップ記事でした。資料がよく出てきたものだと思います。中国に残されていたから残ったとも言えなくないですね。
日本が1911年に批准したハーグ条約の規定では、「捕虜を使役した場合は自国の陸軍軍人と同じ基準で賃金を支払うことなどを義務付けるとともに、捕虜の賃金から必要経費は控除できるとしている。」となっているというのです。
日本に強制連行した中国人の賃金については、手渡さず「郵便貯金」でしたか、貯金にしたと言うことだったと聞いています。さらに、通帳と印鑑も本人には渡さずだったと。
これと、同様の解釈できる規定と思います。詳しくは朝日新聞でね。ネットにもでています。社会面の1月8日6時アップとなってます。
「たこ部屋」と同じですね。必要経費については使用者側が一方的に決めてたわけでしょ。経費を水増しし、適当に数字を合わせれば残額ゼロに出来ますからね。関東軍はそう仕組めるようにしたのではと疑いたくなる例がいろいろな書物ですでに指摘されています。
関東軍は条約を守る気はなかったのでしょうね。「勝利」を信じてましたからね。
日露戦争開戦の明治天皇の詔勅で「国際法規に則って全力を尽くすように」というような意味の文言を入れられてます。それで、昭和天皇も同様の語句を入れようとして「排除」されたといいます。ここにも「国際法規」を守る気のない集団であった軍部の考え方がでていると思います。
でも、少しは気にしていたのでしょうね。それが、郵便貯金であったり、今回の文書なのでしょうね。
戦後賠償論が専門の内海愛子・恵泉女学園大教授は、「このような規定が上層部の言い逃れを許し、現場の将校などの多くがBC級戦犯として裁かれる原因にもなった」とこの記事にコメントされています。
BC戦犯については、上層部の無知による指示をそのまま実行したために多くの将兵が戦犯として裁かれましたね。「国際法」に対して無知であったためですね。
今回の資料をきっかけとして上層部の軍事犯罪(国際法無視などを含む)を追求してほしいですね。そうでないと、指示通りにしたため、戦犯とされ、死刑になった将兵が多数いるのですから。

この書き込みのメールマガジンの申し込みはhttp://www.mag2.com/m/0000180983.htmlでお願いします。

|

« 冬の嵐、増加中? | トップページ | 子どもの誤飲事故、たばこが27年連続トップ »

コメント

朝日の文章術
見出しは、まるで本文と反対です。
本文では、捕虜にも「賃金を支払う」、ただ、直接手渡すわけではなく、必要経費を差し引き、最後に〆る方式となっている。
ところが、見出しでは「支払わない」と反対のことをいっています。

投稿: よしかみ | 2007年1月 8日 (月) 20時05分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 冬の嵐、増加中? | トップページ | 子どもの誤飲事故、たばこが27年連続トップ »