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2006年10月14日 (土)

クローン猫売れず、廃業へ 米企業「毛の模様が違う」

これは10月13日に朝日新聞のホームページで見つけた記事の見出しです。詳しい内容は朝日新聞で読んでください。
アメリカの企業がペットが死んだとき、クローン技術を利用して同じ遺伝子のペットを誕生させるというものでした。
ところが、見出しにもあるように猫で毛の模様が違ったのですね。
どうしてでしょうか。遺伝子の発現機構に微妙な揺らぎが許容されているのでしょうね。また、環境要因も大きいということですね。
人間などの一卵性双生児は自然界が造った同じ遺伝子をもった2個体ですね。でも、養育条件で違いが出てくることがよく知られています。
それと、細胞分裂の時のDNAの複製において常に完璧にできるわけもないし、煙草などDNAを傷つける物質を出すものや放射線などがあり、体の場所によって微妙に違っている可能性が大きいですね。
人間でクローンをたくらんでいる人がヨーロッパの方にいるようですが、同じ人間を造るなんて「夢物語」ですかな。
子どもが死んだので「クローン」、でも、親は変化しています。以前は経験が付加されてますね。他の環境条件の変化し、DNAの問題もあります。
全く同じ人間はできないはずです。
ですから、普通に生まれてきた生物は、人間はそれぞれが唯一の存在なのです。代わりは造れないのです。

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