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2006年9月21日 (木)

国旗、国歌について入学式や卒業式などで起立斉唱定めた東京都教育委員会通達は「違法」との判決が東京地方裁判所で出された。

9月21日に表題の件についての判決が出されました。これとよく似た訴訟は各地でありますが、ここまではっきりとした判決は初めてということです。
どうして、このようなことが続くのか。これは先の大戦でのというかそこに至る過程も含めた状況が無視して考えることはできないでしょう。
日の丸を掲げた日本軍が何をしてきたのか。日の丸に罪があるわけではないですね。それがどう利用されてきたか。その結果、何が起こったのかについて目を反らしてきた結果でしょうか。
例えば、ドイツの戦後教育はナチスのような政権が再び成立しないようにするにはということが大きな柱だと聞きます。
日本ではどうでしょうか。あのとき、国民ほとんどが戦争熱に浮かれていた。もっとも、煽っていたのは軍部のようですがね。反対意見の持ち主を治安維持法などで弾圧していた。関東軍の満州での軍事行動を抑制もせず、事後承認していって中国との全面戦争、そして、ぼろ負けのノモンハン事件、その結果を無視して対米開戦と突き進んでいっています。
司馬遼太郎氏は「魔法にかけられた」ようだと「雑談 昭和への道」で述べられています。
戦後の取り組みが全く違うのですね。ですから、日の丸・君が代は当時の影を引きずったままでは。政府がそうしてきたのでは。
ドイツのポーランド侵攻で始まった第2次世界大戦にルーズベルトは参戦したかった。でも、アメリカ国民の雰囲気では参戦できない。それで、日本を・・・。そして、真珠湾攻撃、宣戦布告の文書をアメリカに渡すのが攻撃時間より少し遅れたので、アメリカはそれを徹底的に利用した。
暗号は解読されていたので筒抜けだったとか。でも、日本軍は「解読されるはずがない」の一点張りだったというのです。暗証番号を変更するということをしなかった。完全な一人よがりの状況で戦争に突入ですね。
その時、陸軍と海軍は今の官僚と同じような争いもしていたとか。
この判決をきっかけに戦争の検証をしようでは。日本にはヒトラーみたいな戦犯はいないと思います。でも、制度の戦犯がそのまま、温存されたままかもしれません。「歴史を鏡」とできない国というのが続いたままのように思います。

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