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2005年12月25日 (日)

木材の乾燥について

この題で書く気になったのは日経今月の私に履歴書を読んだからです。今月は能楽師の片山九郎右衛門氏です。
京都観世会館の能舞台の舞台板全面張り替えのことについて書かれていました。10年かけての事業になったそうです。
もっとも、檜の植林からなら100年以上かな。木曽の檜を伐採できたので10年事業で済んだようです。
直系80cm程度、長さ最低8m以上のが14本で乾燥などに10年です。最初の3年は貯木上で水没させて、そして製材、その後7年が日陰干しです。それでようやく使える木になったそうです。
思うのは、木造というのなら使う木の乾燥の方法、期間も考える必要があるということでしょうか。
短期間の高周波乾燥などでは木の持つ本来の良さが出ないということでしょう。
現在の木造住宅というのは、合板と石膏ボードを多用していますね。木と紙と土ではないですね。木造の良さを出すには「木(板)と紙(和紙)と土(壁土)」のみを柱以外の部分に使う必要が、そして、木の乾燥から目配りしてこそ出るのでは。
柱が木か鉄骨の違いしかないような住宅は本来の木造ではないと思います。ですから、合板と石膏ボードを多用した場合、重量鉄骨で骨組みを作った住宅で十分だと思います。木が可哀想です。

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